保険についての書物

かの福澤諭吉は1867年に、「災難請合の事 イシュアランス」について書いている。自身の『西洋旅案内』という書の中で、「火災請合(火災保険)」「海上請合(海上保険)」「生涯請合(生命保険)」の三種の保険について、詳しくせつめいしているのだ。他には、夏目漱石が保険の制度を奨励するような内容の文章を紹介して、当時ずいぶんと話題になっていたようである。それでは、日本の保険会社はいったいいつ頃に開業したのかというと、東京海上日動火災保険株式会社が、1879年に東京海上保険会社としてトップを切っている。ついで、明治安田生命保険相互会社が1881年に明治生命保険会社という名称で創立されている。これら2社に続いて、日本では多くの保険会社が開業し、今ではほとんどの外資系保険会社も進出している。

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